
つまり「アベコンべ」か!深夜にやってた劇場版ハガレンを見ました。中々おもしろかった。よく動くし、冒頭にエドの回想ってかたちで錬金術、等価交換、人体練成の危険性など基本的な説明もあったし、エドとアルの良さを最初に見せるのもいいですね。アニメ最終回から久々にハガレン見たけど、すんなり入れた。そういえばエドは錬金術世界と対になる現実(機械技術)世界に飛ばされたんでした。
■あいつはアインシュタイン?

冒頭に兄弟のよさを見せるためのやられ役として出る男、もしかして錬金術世界のアインシュタインだったんじゃないだろうか。エドのいる現実世界は第一次世界大戦後でヒトラーがミュンヘン一揆を起こした頃みたい。アインシュタインもこの頃の人間だし、後にユダヤ系ドイツ人として迫害され、米国に逃げ延びたアインシュタインが原子爆弾開発に関わる際、現実世界に残されたウラニウム爆弾(原子爆弾)が、回りまわって米国のマンハッタン計画に使われたのかもと考えるとちょっとニヤリ(あくまで歴史のifストーリーとしてですが。のちに日本に落とされてしまうし)錬金術世界では原子力発電も否定されたわけだけど、こいつの願いは現実世界で生きてるのかも。
■破壊と再生
ハガレンのテーマって破壊と再生(死と新生)にあると思ってるんですが、それが劇場版でもよく出てたなぁと思った。そこが個人的に高評価。死と新生の環の中にいないものはきっと死んじゃうんでしょうね。人に乗り移り続けて生きながらえた親父も、環の外側で生み出されたホムンクルスも死んでしまったし。そういう自然摂理の法則に反するものは淘汰されるって言うのはテーマに沿ってるし理にかなってるなと思った。よくアニメの劇場場って適当に敵を作ってファン向けで終わっちゃうことも多いと思うんですが、これはちゃんとした『続編』だと思った。

思えばエドとアルの旅も破壊と再生。母親甦らそうとしてそれまでの生活が壊れ、身体を再生するための旅に出た。名目としては身体を取り戻すことだけど、その行為自体は母親を人体練成ししょうとした『原罪』を償うことでもあると思うし。身体を取り戻すってことは『贖罪』を終え普通の生活を再生するようなもの、そう考えるとアルが身体と記憶を取り戻したのは『贖罪』が上手くいってる証なのかも、と映画を見て思った。劇中ではあと10年ほどで第二次世界大戦が起きますがそのなかでエドも身体を取り戻していくことになるんだろうか(原爆関連でなにかあるのかも)これは原作読まないとダメかなぁ|ω・`)

エドワード・エルリック。2005年で100歳となるこの世界のどこかで…
あれ、いずれ向こうに戻るんだと思ったけどそうではないんだ。ウィンリィいいのか!?


鋼の錬金術師、懐かしいですね。冒頭でアルを見たとき、一瞬エドかと思っちゃいました。
【2008-01-15 Tue 23:29:30】 | ゼロから
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